感想

劇場版「四月は君の嘘」~たった一つのうそがつれてきた奇跡~

2. あらすじ
かつて「天才ピアニスト」「神童」「ヒューマンメトロノーム」と呼ばれていた青年『有馬公正』。
彼は幼いころから母親の厳しいピアノ教育を受け、大人ですらたじろぐほどの演奏をして見せました。
ですがその母親を病気で亡くして以降、彼はピアノの音だけが聞こえなくなる症状に悩まされ、ピアノをやめてしまいます。
これは母さんが僕に与えた罰なんだ───そう言って諦めていたのです。
そんな彼の元に、奇抜なヴァイオリニスト『宮園かをり』が現れ、彼の世界を再びカラフルに染め上げ始めたのです。
「君を、私の伴奏者に任命します。」
音が聞こえないという有馬公正の言葉なんて、聞く耳持たず。
だって彼女は、なにがなんでも彼とステージの上で演奏したかったんだから。
そうして絶対に弾かないと言っていた有馬公正を無理やり引きずりだし、彼は再びピアノの世界に戻ります。
ですが、神様は再び試練を与えます。
「私たち、出会わなければよかったね。」
宮園かをりが、有馬公正に対しそういう理由。
彼女に降り注いだ病魔。
それは皮肉にも母親と同じような境遇。
母親から与えられた罰を乗り越えようとした矢先に起こる悲劇。
その悲劇を乗り越えようとする宮園かをり。
二人が出会うために必要だったたった一つの嘘。
表現者である二人が見つけ出した答えとはいったいなんなのでしょうか。
答えは、女の子が教えてくれるよ。
<h3>3. 感想・面白かった点</h3>
この作品は原作が漫画であり、今回劇場版となったのは「広瀬すず」らが演じる実写化作品です。
正直、実写化が決まったときは、やめて!と思ってしまいました笑
ただでさえよくまとまった作品、感動の大作とまで言っていいほどのものを実写化するなんて。
劣化してしまうに決まっています!そう思っていたのです。
私だけじゃなく、それは多くの方がそう思っていたようでした。
ですが、実際に映画を観てみると、原作の雰囲気を壊すことなく、かといって瓦解しないとてもまとまった作品になっていました。
ピアノを弾く有馬公正役を演じた「山崎賢人」さんは、本当に天才ピアニストなんじゃないかって言えるくらいピアノシーンを演じていましたし、ヴァイオリンを弾く宮園かをり役を演じた「広瀬すず」さんも同様にプロの表現者のようでした。
役になりきるというのは、確かに俳優さんらにとっては当たり前なのかもしれませんが、それでもこれだけ違和感なく作品に入れたのはお二人のスキルならではだと思います。
漫画では10巻近くあるものをたった2時間にまとめた監督さんもすばらしいと思います。
あ、こうつながるんだ!と、感心してしまうほどでした笑
原作を知らない人でも、楽しめて、泣けて、考えさせられるとてもよい作品だと思います。
ぜひ機会があればごらんになってみてくださいね。

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